2017/12/27
文科省は2017年12月26日、2016年度の私立大の学生納付金調査結果を発表した。これを報じたリセマム(12/27)によれば、学生納付金調査は、日本私立学校振興・共済事業団よりデータの提供を受け、私立大(学部)576大学と私立短期大学306大学、私立高等専門学校3校を対象に実施。初年度学生納付金(授業料、入学料、施設設備費の合計)平均額の算定にあたっては、2016年度入学定員を用いて加重平均している。私立大の授業料は対前年度比1.1%増の87万7735円、入学料は対前年度比1.0%減の25万3461円、施設設備費は対前年度比0.6%増の18万5620円、初年度学生納付金は対前年度比0.6%増の131万6816円、実験実習料などを含めた初年度に納める総額は対前年度比0.4%増の144万3967円。
初年度学生納付金を学部別にみると、「医学部」が509万1266円ともっとも高く、「歯学部」428万9239円、「薬学部」208万1075円、「芸術学部」164万1568円などが続いた。また、「神・仏教学部」が110万2587円ともっとも安かった。一方、2016年度の国公立大の授業料について、国立大は授業料が53万5800円、入学料が28万2000円。公立大は授業料が53万7809円、入学料(地域外からの入学者の平均)が39万3426円だった。