2017/07/11
今年の箱根駅伝で19位に終わった日本大が東京・世田谷区から稲城市へ練習拠点を移した。これを報じたスポーツ報知)(7/19)によれば、東京ドーム2.7個分の広大な敷地には新しい選手寮、400メートルトラック、1キロと500メートルのクロスカントリーコースが完備されている。箱根駅伝歴代2位の出場(87回)と同3位の優勝(12回)を誇る名門が、新天地から巻き返しを図る。大学が稲城市内に所有していた広大な土地に総合スポーツ施設を整備。陸上部の長距離チームは3月からラグビー部とともに新たな拠点で活動を開始した。
練習環境は大学駅伝チーム随一。青学大、東洋大、東海大などがキャンパス内に同コースを備えるが、日本大のスケールは他校を圧倒する。ラグビー部と同居する選手寮にもさまざまな工夫がある。食事は専任の栄養管理士が手がけ、食堂は敷地内の森林に面している。トレーニングルームも完備され、火曜と木曜にはフィジカルトレーナーの指導のもと約2時間の“夜トレ”を行っている。浴室は3つの浴槽があり、1つは水風呂。交代浴で疲労回復を図れる。