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教育水準分析:世界のトップで通用する日本の大学はわずか0.3%?

2017/05/13

 「国際大学ランキングと各国・地域の総体的な教育水準は、必ずしも比例しない」ことが、WEF(世界経済フォーラム)の分析から判明した。これを報じた金融情報のZUU(5/13)によれば、例えば日本の大学は3校がトップ200入りを果たしているものの、対国内の大学数の割合はわずか0.3%にとどまる。つまり「国際的に高評価を受けている大学が極端に少ない」という弱点がある。香港もトップ200は4校と少ないが、対国内の大学数の割合が18.2%とその差は歴然としている。

 この調査は主要国・地域から国際ランキング入りした大学の数と、国内の大学数に対する割合を比較し、「大学教育水準の格差」を分析する目的でWEFが実施した。分析結果から、数多くの名門校を誇る国が、総体的に高水準な大学教育に達しているわけではないことがわかる。1位は香港18.2%(4校)、2位スウェーデン8.7%(4校)、3位英国6.0%(17校)で、米国は13位で2.8%(92校)、日本は圏外で0.3%(3校)だった。残念ながら日本の大学のデータは一部しか掲載されておらず、限られたデータに基づいて判断することになった。

 

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