2017/01/24
若い人たちに地元に残ってもらおうと、福井県内の高校から県内の大学や短大、専修学校に進学する学生を対象に、県が職員用の住宅の空き部屋を格安で貸し出している。これを報じた朝日新聞(1/24)によれば、距離的に自宅から通学するのが難しい学生の家賃の負担を減らすのが目的で、嶺南から嶺北の学校に進学するケースなどを想定している。
福井県と大学など計15校が賃貸契約を結び、新年度についても大学などが希望する学生に貸し出す。貸し出される住宅は福井市内の4つの県職員住宅の計18室程度。4月1日から月1万~2万円程度の家賃で入居できる。今月29日、2月26日、3月20日には見学会も開かれる。入居の希望者が多い場合、自宅から学校までの距離が遠い学生を優先する。