2016/12/22
文科省は12月21日、「数理およびデータサイエンスに係る教育強化」拠点校の選定結果をとりまとめ公表した。これを報じた総合情報のリセマムによれば、東京大や京都大など6大学が選ばれ、各大学が有する強み・特色を生かした取組みを行う。「数理およびデータサイエンスに係る教育強化」拠点校に選定されたのは、北海道大、東京大、滋賀大、京都大、大阪大、九州大の6大学。
東京大は数理・情報教育研究センターの設立、京都大はデータ科学イノベーション教育研究センター構想を掲げ、21世紀のイノベーションを支える人材育成に取り組む。滋賀大はデータサイエンス教育の全学・全国への展開として、データリテラシーを備えた人材の育成に向けたカリキュラム・教材の開発を行う。そのほか、北海道大はデータサイエンスセンター(仮称)の設置、大阪大は数理・データ科学の教育拠点形成、九州大は「数理・データサイエンス教育研究センター(仮称)」構想に取り組む。拠点校の選定は、学識経験者などの有識者で構成する「数理およびデータサイエンス教育の強化に関する懇談会」における評価結果を踏まえたもの。