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大阪大:2017年より全学年「4学期制」導入、留学チャンス拡大

2016/11/10

 大阪大は11月8日、2017年4月より全学年を対象に「4学期制」を導入すると発表した。これを報じたリセマム(11/10)によれば、4学期制へ移行することで、柔軟な履修計画が可能になり、留学のチャンスが広がる。また、グローバル人材を育成する教育を実現するための制度改革の一環として、多様な学修体験の機会を確保できるようになる。先行して早稲田大は2013年度から、慶應義塾大は2014年度から4学期制を導入している。

 現行の2学期制から4学期制へ移行することで、従来の半分の期間(8週間)で完結する「ターム科目」が開講される。大阪大の2017年度のターム科目導入予定数は、学部・大学院を合わせて約180科目(9月末日現在)。今後、各学部・研究科のカリキュラムの方針に沿って導入科目数が決まる。ターム科目のうち、週2回開講する科目では、集中的に学ぶ機会が増える。また、履修登録の機会が2回から4回に増えることで履修の選択肢が広がり、柔軟な履修計画が可能となる。学期や休業期間を組み合わせれば、海外留学やインターンシップ、ボランティア活動がしやすくなるという。

 

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