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岐阜大:研究拠点「生命の鎖統合研究センター」を10月設置

2016/05/19

 岐阜大は5月18日、次世代生命科学の研究拠点となる「生命の鎖統合研究センター」を10月にも学内に設置する、と岐阜新聞(5/19)が報じた。同紙によれば、医学、獣医学、薬学分野の研究者が同一キャンパスにいる強みを生かし、グループを形成して研究を強化する狙い。センターではDNAやRNA、タンパク質などを扱う「糖鎖科学」を軸に、腫瘍や人獣共通感染症、創薬などの研究で連携を推進。付属の病院や動物病院からの臨床データも活用して地域の産業振興や雇用につながる研究の展開を目指す。

 同大は、文科省から認可された本年度から6年間の中期計画を説明。日本人学生の海外への留学や派遣が延べ500人以上となるよう支援制度を拡充したり、新たな環境科学「流域圏保全学」の分野で全国の大学から共同利用される拠点を目指して体制を整えたりする取り組みを柱に位置付けた。

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