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会津大:研究成果を世界へ、米シリコンバレーに拠点開設

2016/05/16

 会津若松市の会津大は5月17日(日本時間18日)、米カリフォルニア州サンフランシスコのシリコンバレーに研修拠点を開設する、と福島民友新聞(5/16)が報じた。同紙によれば、世界トップのICT(情報通信技術)産業の集積地に渡って学生が実際にものづくりを学び、研究成果を発信する。拠点を設けるのは、投資家や起業家、研究者が出入りする施設「ハッカー道場」の一画。文科省のスーパーグローバル大学創成支援の指定を受けている会津大は、国際化の取り組みの一環として昨年9月に同施設で研修を実施。学生4人が参加し、成果物を英語で発表したり著名企業を訪問したりするなど、ものづくりの最先端を経験した。

 参加した学生の感想などから、同大はアイデアを出し合うだけでなく、実際にものづくりできる環境を整備しようと、拠点づくりを進めてきた。現地の日本人技術者をインストラクターに委嘱する予定で、夏には学生約10人を派遣する。シリコンバレー近くに位置し、同大と協定を結んでいるサンノゼ州立大との連携も強化する。拠点を活用し、学生だけでなく教員同士の交流も深め、共同研究を促進する方針。

 

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